日本人の90%は占師さんの得意分野を知らないから失敗します

前回に引き続き占いのお話です。

占師さんの得意分野をテーマにして進めていきますが、得意分野ってなんでしょうか?

お客さんの年齢、性別や職業といった属性なのか、それとも恋愛、人間関係、仕事やお金など相談内容についてそれぞれの占師さんに得手不得手が存在するのでしょうか。

結論から言いますと後者の『相談内容』によって占いさん毎に扱いやすいものや難しいものがあります。それは何故かといいますとそれぞれの方によって扱っている『占術(せんじゅつ)』が異なるからです。この占術については後ほど詳しくご説明しますが、まずはなんでこの得意分野を知らないと失敗するのかについて触れておきます。

占師さんの存在は私たちにとってどんなものかと言いますと未来を見通してくれる預言者でもなければなにか不思議な力を持っている超能力者でもありません。もちろん異論はあると思いますが、私が考える占いさん像とは、その人の過去や現在を聞いた上で『占術』に当てはめ、そこから出てきた問題解決のための助言をわかりやすく伝えてくれる、という役割を担ってくれる人です。

このように考えますと、占師さんの得意分野を知ることが『あなたの悩みや問題』を解決する上でとても重要なことがわかりますよね。100メートル走を教えるのが得なコーチにマラソンで早く走るためにはどうすれば良いのか?と質問することが理にかなっていないとの同じことなのです。

では、占師さんごとの得意分野はどうやって知ることが出来るのでしょうか?

これは、その占師さんが扱っている『占術』を知ることで判断できます。デパートなどの中にある占師さんのブースや最近ではWEBサイトを知らえべれば、その占師さんが扱っている占術を確認することができます。西洋占星術、手相やタロットなど、必ず占術についての記載がありますので、その部分とあなたの相談事がマッチすうるかを調べればOKIです。

では、それぞれの占術がどんなもので、どの様な相談事にマッチするのかを見ていきましょう。

占いにおける占術とその得意分野について

占には大きく分けて『命(めい)』『卜(ぼく)』『相(そう)』『霊(れい)』の4分野があります。この名前は覚えなくても大丈夫です。

■ 命(めい)

命は『宿命」や『運命』を読み解く占術で、生年月日や出生時刻、出生地といった変わることがない情報をもとに、その人が本来持っている性質や人生の流れ、運命などを占います。変わることがない情報を元にしているので統計学的な側面が強い占いであると考えて下さい。『生まれ持った運命』を占うのに適しています。例えば、何歳くらいで結婚すると良いかなど。

【主な占術】四柱推命、占星術、九星気学、十二星座占い

■ 相(そう)

目に見える姿や形といった情報から、吉凶を読み取る占術です。命がもつ統計学的な要素と卜がもつ現在から未来を変えていく要素を併せ持ちます。人相や手相は生まれ持った要素ですが、生活していく内に変化していくものなのでココに入ります。相は具体的なアドバイスを出しやすいスタイルでもあり、風水を代表するように人生全般のアドバイザーを求める場合に的しています。占いの中で最も現実的で予言的は話ではなく、今これをどうすべきか?といった内容が得意分野。

【主な占術】手相、姓名判断、風水

■  卜(ぼく)

偶然ともとれる事象の中にも必然性や意味があるととらえ、答えを導き出していく占術。『移り変わること』『変化していくもの』がどう変わるのかを見極めるのに適しています。例えば『相手の気持ち』や『あなたの状況』『まわりのモノ物事』を占うのに適しています。1年以内くらいの恋愛や仕事についての相談に合いやすい。

【主な占術】タロット、易、ルーン、おみくじ

■ 霊(れい)

霊的な力を利用した占術です。他の占いと違い学術的な体系がなく誰でも扱えるものではありませんが、上級者であればあらゆる相談内容に対応し、導くことができます。占い師によって能力の差が大きく、当たりはずれが激しいジャンルです。一般的にどんなことでも鑑定が可能ですが、よっぽど信頼できる占師さんでない限りおすすめはしない分野です。

【主な占術】霊感、オーラ鑑定

もう少し細かく知りたい場合は、それそれに占術についてグーグルで検索してみましょう。『占術名 占えること』等でググるとより詳しい説明が見つかると思うので、念を入れたい場合は色々調べてお勉強して下さい。

そして、この記事を読んでいただき、占いでより満足を得られることができれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

つたない内容ですが、更新していきますので今後ともよろしくお願いします。