投資初心者が株式とFXをやるならどっちがオススメなの?

前回は投資について基本的だけれどもやるからには絶対に知っておいたほうがいい、投資とはなにか?そして利益を得るためにはゴール設定が大切ですよというお話をいたしました。

今回はその続きとして株やFXなどテレビやネットなどでよく見かけるであろう具体的な投資対象について、そのメリットとデメリットをまとめてみました。

先にお断りをしておきますが、この記事は投資に関する知識をわかりやすく説明することを目的にしていますので、どれが儲かります!といった内容にはなっていませんのでご了承下さい。

【株・FX・投資信託・金】結局初心者はどれを選べばいいのか

株式投資

投資といえばまず思い浮かぶのが株式だと思います。主に上場企業の株を売買したり、最近はインデックス投資などど言われる日本、アメリカやものによっては世界中のいくつかの会社の株を1つのグループとして売り買いする商品なども人気です。基本的には株価が安いタイミングで購入し、株価が上昇したら売却をして得られる金額が利益となります。

メリット

保有しているだけで配当金や株主優待を得られる
株主総会の参加権を得られ、会社の経営戦略や人事決定などに意見できる
常日ごろから経済や政治に目を向け、情勢を把握できるようになる

デメリット

最低でも10万円ほどの元手が必要になる
銘柄探しに多くの時間を要する

FX(外貨為替取引)

FXは「Foreign Exchange」の略で、正式には「外国為替証拠金取引」のことです。最近は少しおとなしくなりましたが一時期は様々な会社が取引のシステムを提供していて一世風靡した投資商品です。ドルや円等の外国為替を利用して利益を得る投資方法です。また大きな特徴の1つに「レバレッジ」と言われる、少ない資金で大きな投資ができることがあります。手持ち資金の数倍から数十倍の取引が可能で、国内のFX会社の最大レバレッジは25倍となっています。

メリット

資金が少なくても多額の利益を上げられる可能性がある
4,000円ほどからと、比較的少額から取引できる
平日であれば24時間いつでも取引可能である
取引できる外貨ペアが限られているため、投資先が見つけやすい
保有し続ければスワップポイントで利益を上げられる

デメリット

平日は24時間価格変動し続けるため、常に管理する必要がある
価格変動の動きが激しいため、大きな損失を計上する恐れがある

投資信託

投資信託は、投資家が資金を資産運用会社に任せて利益を得る方法です。資産運用会社には「ファンドマネージャー」と呼ばれる投資の専門家がおり、「株式」「FX」「不動産」「債権」などに投資をします。投資によって得られた利益は、投資家の出資額に応じて配当される仕組みです。商品の種類を選択する必要はありますが、株の銘柄まで選択する必要はありません。初心者にもおすすめの投資といえます。

メリット

投資の専門家が運用を代行してくれるため、初心者でも始めやすい

デメリット

多くの商品の中から自分に合った投資信託を探す必要がある
プロの投資家に任せても、元本割れのリスクは排除できない
手数料がかかる

専用のチャートを用いる投資として、株式やFXなどをイメージする方も多いでしょう。金も毎日取引が行われることで価格が変動する、チャートを用いる投資です。株式やFXとは異なり、金はそれ自体に価値が生じます。

金の価値を決定づけるのは「希少性」であり、さまざまな要因で毎日変動しています。取引は、米ドル建てで行われるのが一般的です。

メリット

金の価値によるシンプルな仕組みのため分かりやすい
3000年以上価値が変わらない

デメリット

価値の上がり下がりの判断が難しい
基本的にドル建てで取引を行うため為替リスクをともなう

その他にもiDeCo(イデコ)=「個人型確定拠出年金」やNISA(ニーサ)株式や投資信託の運用益や配当金について、一定額を非課税にする制度など様々なものがあります。

もしご興味がおありでしたら検索してもらうとたくさんの情報が出てくると思いますので、勉強してみるのも面白いと思います。

最後になりますが、投資はあくまで損をすることもあり余裕のあるお金だけでチャレンジすることをオススメ致します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

つたない内容ですが、更新していきますので今後ともよろしくお願いします。