占い初心者が失敗するのは占師ではなく受ける自分が原因だった

『当たるも八卦(はっけ)、当たらぬも八卦』という言葉をお聞きになったことはありますか?

辞書によるとこんな意味です。

「八卦」とは占いのこと。当っても、当らなくても、それが占いである、といった意味合い。外れても気にするな、信用するのはほどほどにしておけ、ということ。

Weblio辞書

世界中で行われており、風習がない地域を探すほうが珍しいと言われる占いですが、その立ち位置は様々です。歴史的には王様や貴族、部族の長老が占いによって政治を行っていた地域もありますし、あのアドルフ・ヒトラーが戦争に利用していたことは有名な話です。

日本でも約1800年前の卑弥呼の時代には亀の甲羅を使った占いが行われていた記録がありますが、現代の日本ではテレビや新聞、アプリなどで毎日行われる今日の運勢など、かなりお手軽でカジュアルなコンテンツとして認識されています。

そのせいもあってか、日本には花占い、雲、血液型、動物や寿司ネタなど実に様々なものがあります。これは他の国ではみられないらしくて日本独自のコンテンツとのことです。

そんな占い大好きな私たちですが、最近では上記のちょっとネタ的なものではなくタロットや西洋占星術、手相などの伝統的で本格的な占いがネットや電話などで自宅に居ながら受けられるようになり、かなりの人気サービスとなっています。

一方でネット上の占いサービスやアプリが乱立している状況なので、受けてみたはいいけれど『当たらない』『結果が中途半端』などの不満の声も多く聞こえてきます。

もちろん、その原因が占い師さんにある場合もありますが、気軽にサービスを受けられることから、初心者が多いお客さんの側に占いを受けて失敗や後悔をする要因がより多くあると思っています。

そこで、今回は占いで失敗しないためのポイントを4つにまとめましたので参考にしてみて下さい。

占いで満足感を得られるために心がけておく4つの事

相談したい事をなるべく詳細に書き出しておく

相談内容がまとまっておらず、あいまいで抽象的だと占い師さんが的確に診断できず、多くの場合結果に満足がいかないことが予想されます。占いを受ける目的、対象の固有名詞、場所、時間や登場人物のプロフィールなどを事前にメモしておきましょう。話の内容が具体的であればあるほど、的確な診断が可能で、占い師さんからのフィードバックも満足度がより高いものとなります。

言いづらいことも言葉を濁さずにハッキリと伝える

当然ですが、占い師さんへの相談事は人に言えず言葉に出しづらいものが多いです。身体的コンプレックス、借金や男女関係の悩み、そして暴力など危険な内容もあると思います。このようなことを話すのはストレスですし勇気が必要ですが、オブラートに包んだりせずなるべく率直な表現で分かりやすく伝えるようにしましょう。相手はプロです恥ずかしがることはありません。

自然体でリラックスできる服装や環境

ネットや電話占いを受ける場所は自宅が多いと思います。その際には、できるだけリラックできる状態が望ましいです。部屋着やパジャマなど楽な服装で、ベッドに寝転んでいても良いと思います。例えネット越しであっても緊張していると相手に伝わりますし、伝えたいことが正確に相手に届かず失敗のもとになります。好きな香りや飲みものを片手に行うくらいでもOKです。

結果が気に入らなくても受け入れる

レベルの高い占い師さんは良いことだけを伝えない傾向があります。それは悩みを解決したり、未来の展望を開くのに簡単な方法はないからです。あなたが真剣に正直に相談すれば、きっと占い師さんも真っ直ぐに向き合ってくれます。お客さんが気分良くするだけの言葉は占いに必要ありません。厳しい診断内容こそ自分自身のためになりますので、多少納得がいかなくてもしっかりと受け止めて下さい。

この4つのポイントはネットや電話占いに限定したことでありません。対面式の場合は占い師さんが事細かに話を引き出していくれたり、表情を読み取ったりできるのであまり心配しなくて大丈夫ですが、非対面になると言葉と文字だけになるのでそれなりの準備が必要となるのです。

せっかく受ける占いを楽しんで身になるものにするために、すこしの準備と心構えをしておきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
つたない内容ですが、更新していきますので今後ともよろしくお願いします。